2026/01/26
電動スコップで土を掘っていると、砂利混じりの土に出くわすことがある。小石がゴロゴロ混ざっている土だ。
少々の砂利であれば、電動スコップは問題なく掘り進められる。打撃力で小石を押し分けながら、土に食い込んでいく。これは電動スコップの得意技だ。
だが、砂利とは言えないほどの大きな石に当たったら、どうするか。
大きな石に当たると、スコップでは進めない
土の中には、予想外に大きな石が埋まっていることがある。
スコップの先端が石に当たると、「カンッ」と跳ね返される。何度打撃しても、石は動かない。スコップの刃先では、大きな石を砕くことはできない。
この状態で無理に押し続けても、作業は進まない。スコップの刃先を傷める可能性もある。
選択肢は2つ
大きな石に当たったとき、選択肢は2つある。
選択肢1:掘る場所を変える
石を避けて、別の場所から掘り進める。石の周囲を迂回して、目的の深さまで到達する。
これがシンプルな方法だ。石を相手にせず、掘れる場所を掘る。
ただし、石が大きい場合や、どうしてもその場所を掘らなければならない場合には、この方法では対応できない。
選択肢2:ブルポイントに差し替える
もうひとつの選択肢が、先端工具をブルポイントに差し替えることだ。
ブルポイントとは、先端が尖った工具で、コンクリートや石を砕くために使われる。電動ハンマーの本来の用途であるはつり作業に使うものだ。
スコップをブルポイントに替えれば、大きな石を砕きながら(厳密には、ブルポイントを強烈に打ち込んで石を割りながら、または石を土から剥がしながら)掘り進めることができる。
電動ハンマーの汎用性を活かす
ここで思い出してほしいのは、電動スコップの便利さの正体は電動ハンマーにあるということだ。電動ハンマーは、先端を替えれば別の仕事ができる。スコップを付ければ土を掘れる。ブルポイントを付ければ石やコンクリートを砕ける。
砂利混じりの土で大きな石に当たったら、先端を替える。それだけで、同じ機械がまったく別の仕事をしてくれる。これが電動ハンマーの汎用性だ。
ブルポイントの準備をしよう
電動ハンマーを購入している人なら、ブルポイントは最初から付属していることが多い。手元にあるはずだ。
レンタルをしている人は、スコップに加えてブルポイントも一緒に借りておくといい。追加料金は大したことはない。「石に当たったらどうしよう」という不安がなくなるだけでも、価値がある。
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具体的な手順
大きな石に当たったときの対処は、こんな流れになる。
- 石の大きさを確認する:周囲を少し掘って、石の大きさを把握する。
- 迂回できるか判断する:小さめの石なら、周囲を掘って避けるほうが早いこともある。
- ブルポイントに差し替える:迂回が難しい場合は、先端をブルポイントに替える。
- 石を砕く、または剥がす:ブルポイントで石を割るか、土から剥がして取り除く。
- スコップに戻す:石を処理したら、先端をスコップに戻して掘り進める。
先端の付け替えは、シャンク規格が合っていれば数秒でできる。面倒がらずに、状況に応じて使い分けよう。
まとめると
少々の砂利であれば、電動スコップは支障なく掘り進められる。だが、大きな石に当たったら、スコップでは進めない。
そのときの選択肢は、掘る場所を変えるか、ブルポイントに差し替えるかだ。
電動ハンマーは、先端を替えれば別の仕事ができる。この汎用性を活かして、状況に応じた対処をしよう。ブルポイントは購入時に付属していることが多いし、レンタルなら一緒に借りておけばいい。
「石に当たったらどうしよう」という心配は、ブルポイントを手元に置いておくことで解消できる。